下取りの定義
下取りとは、新品の代金の一部として割り引く目的で、売手が買手から古品を引き取ること。下取り商品は中古品買い取りと違い、必ずしも下取られた商品を中古品として再流通させることを目的としていない。そのため、状態が悪いものであっても下取りの対象となる。
新しいものを買うとき、下取りを行っているお店で買うと、古い商品の処分に悩む必要がなくなる。特に、捨てるべき古い手持ちの商品が、粗大ゴミや家電リサイクル法などで有料処分や面倒な申し込みをしなければならない商品の場合、新しいものの購入のときに、割引をつけてお店へ処分ができるので、とても利便性を感じるだろう。そんな下取りにたけている店舗を一部紹介する。みなさんもぜひ「下取り」を体験してほしい。
家電
誰もが知っているテレビ通販の「ジャパネットたかた」だが、掃除機や炊飯器など家電で、かなりの価格の下取り割引をよく行っている。受付については商品やキャンペーンによりけり(受け付けていない商品も多い)なので、番組を見るのが一番よいのだが、ネットからの場合はサイトをよくチェックしておこう。
特に、自分の持っているのが数千円の価値もないぼろい商品の場合は、キャンペーン時は下取り価値が1万円以上になることも多いため、おトク率が高くなる。
紳士服・レディース衣類
他社で買ったスーツでもOKな青山の下取りページ。スーツ、ワイシャツ、フォーマル、ネクタイ、ベルト、靴、レディース衣類まで幅広く対象(詳細はサイト参照)。ポケット内にものが入っていないことを確認し、店頭スタッフに「下取りをしたい」と声がけ
すればすぐに対応され、持ち込み衣類の確認が終われば下取りクーポンをくれる。2020年5月現在は10%OFFクーポン券。1アイテム5点までと制限があるので注意。下取りしたものはリユース・リサイクル・リメイクへ向けられ、焼却処分比率は最小限に止められる。
こちらも他社製品もOK。対象商品を持っていくと、クーポンにて下取りだが、対象の礼服・スーツに関しては「20,000円+税 引き」というおトクになる。対象のレディース商品、レディーススーツ、レディースフォーマルは20%OFF。メンズ商品(スーツ・礼服は前述で別)・メンズジャケットは10%OFF(※ただし割引商品の対象価格は~円以上という指定があり、セール商品、数量限定商品、土日祝限定商品等使えないものがある。他のクーポン・割引特典との併用不可)。
5着までOK。割引は下取りで買う商品のみに適用され、お直し料金は別。
同社は、1996年からウールのリサイクルをしており、ウールについてこだわりをもっているようだ。
メガネ
メガネスーパーはメガネ・サングラス・老眼鏡の下取り割を行っている。クーポンで購入商品10,000ごとに1,000円OFF(2020年5月現在)。他社メガネでもOKで、100円ショップの老眼鏡でもOKとしているので条件もゆるめ。
他のクーポン併用ができないので同社からDMが来ている人には向かないが(クーポンやDMで10~20%程度の割引があることもあるので)、はじめての来店ならいいかもしれない。
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